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辛くない‘まかない’グリーンカレー

以前かいたブログ、あれは主にインドカレーの話でした
目指せ医食同源ヘルシーカレー
とは別に
こちらは、なんちゃってタイ風
まかない根性が生んだ、裏メニュー的な?が発端ですが^^

以前から興味はあるものの、辛味の耐性が無いワタシは
巷でウワサのイナバの缶詰を、味見した程度で諦めて冷凍庫にしまい
(後日甘口カレーと混ぜてなんとか完食したものの、味はわからず♭)
人に連れてってもらったタイ店で、ホンモノを一口だけ試食させてもらい
(もちろん美味しいかどうかなんて以前に…とんでもありませんでした笑)
三度目の正直、松屋のお持ち帰りで
世間のグリーンカレーというものに、すっかり降参してしまったのでした

なんなんだ、あの尋常でない辛さは⁈
人の食べモンじゃないだろう⁈笑汗
(タイの方たち、ごめんなさい)


ある日、社長さんが
自家製の(?)獅子唐を大量に持って来られました
普通なら、カリカリジャコと揚げ浸ししてしまえば
あっという間に消費されてしまうのですが
もう終わりがけの獅子唐は…そう‘アタリ’が多いのです(汗
しかし、どうしても食材をムダにすることが出来ないワタシは
その曲がりくねった獅子唐を根性で刻み倒して一晩コーヒーに浸し
翌日、初の『辛くないグリーンカレー』にトライし
大好評をいただいたのでした

いまや北青山デザイナーズ飯では
インドカレーより人気になってしまい。
「これが世間のグリーンカレーだと思ったら大間違いだからね!」
言っても、ろくすっぽ何も聞きゃしない連中ですが(汗
よく誤解されてることが多いのは
インドの緑のカレーは、からし菜や、ほうれん草など青菜由来の緑で
『サグ(青菜)』とか『パラク(ほうれん草)』と呼ばれ
タイのグリーンカレーは、青唐辛子由来の薄い緑で
『ゲーン(汁物)・キャオ(緑)・ワーン(甘い)』といいます
だから、インドカレー屋でグリーンカレーを注文しないように、と…(汗



そこでウチの、なんちゃってタイカレー‘風’20食IH仕様を♪

ココナツミルクは、冷蔵庫などで保管し
固形物と水に分離したものを使います
ココナツウォーターは別容器にとっておき、先に固形物だけを
テフロンパンでオイルが分離するまで煮詰め(なるべく焦がさない)
そのオイルを鉄パンに移し
茄子やピーマン(グリーンの時は必須)、あれば獅子唐
ズッキーニやいんげん(無くてもOK)
赤パプリカ(グリーンの時は飾り用に別器に取り分けて置く)
を、それぞれ炒めます
出来上がりにオイル浮くぐらいがホンモノぽいので
別途オリーブオイルとかで炒めても全然いいと思います
(たぶん普通はそうすると思いますが
ウチでは最後にちょっといいオイルを足したいため)
鶏肉など塊を入れるなら (IHで大量の塊肉を焼くのは時間がかかり
ドリップが出てうまく焼けないので、ウチではほとんど使いません)
と、レッドの時の合挽は、焦がし焼きしておろし生姜を合わせておきます

先ほどのココナツペースト(?)が残ったテフロンは、
すりおろし玉ねぎ(ホンモノには入らない)をじっくり炒めてから
グリーンとかレッドペースト(世間の1/5以下)
トムカー(ウチの辛くない理由は、コレで代用しているからです)
きび糖(色のつかない普通の砂糖でもいいかも)
レモングラス(根に近い部分のペーストもしくは乾燥粉砕)
コリアンダー、あればカフィライムやエシャロット
乾燥バジル(生があれば最後飾りに)などを香り出し程度に炒め
胸挽肉(グリーンの時。レッドの時は合挽きのことも)
を入れて馴染ませておきます

他の具材は
ヤングコーンかタケノコ
しめじか、あればマッシュルーム
レッドやマサマンの時はジャガイモかサツマイモ
イエローの時はカボチャを、レモン汁かけてレンチン蒸しておく
むき枝豆とか、塊肉代わりに絹揚げなんかもオススメです
全ての具材がスタンバイ出来たら、テフロンに
赤パプリカ以外の全ての具材を絡めながらザックリ炒め
時間あれば、味を含ませるため火を落として一旦冷まします
(しめじはまだ生でOK、逆に
煮溶けたら困るものがあれば、煮る前に取り分けます)

最初に取り分けておいたココナツウォーターを入れ
(レッドの場合は海老出汁を取っておき、それも入れます)
サッと一煮立ちしたら弱火に落として、味のバランスを整えていきます
たぶん甘味は、炒め玉ねぎだけでは全然足りないので、きび砂糖など
酸味はレモン汁を追加
ペーストの具合(モノによって随分違います)で辛過ぎてしまった場合は
牛乳を足して(ぐつぐつ煮立てない)しばらく放置
オイル浮きが物足りなかったらお好みでオリーブオイルなど追加
ワタシはグリーンカルダモン好きなので、パウダーをふりかけます

合わせるライスは
研いだ米に先にターメリックとオリーブオイルを馴染ませ、
おろし玉ねぎ、塩麹、白ワインを入れて
スープストックで水加減し
レモングラスの硬い茎の部分、カルダモンやローレルのホールなど
を入れて炊くと、ほんのり甘味のあるターメライスになります
夏場は、細うどんや冷麦など、つけ麺にしても、とってもよく合います♪
(ウチはほとんどぶっかけにされてしまうので、あまりやらないのですが汗)

ここで声を大にして言わせてほしいと思います!
セパレートで出してるモノは、まずはセパレートで味わってみてください
とろみのある欧風カレーなら、カレーとライスを一緒の器で出せますが
それでも一口ずつ合わせて食べていただきたいのがホンネです
ましてやタイカレーはスープなので、ご飯にかけてしまったら
どっちも台無し、たちまちただのカレー味の雑炊になってしまいます(泣


今年もまた連日猛暑の到来です
都内で食べられる‘辛くない’タイカレー情報ありましたら
是非ぜひお待ちしてます♪



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