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コラボのススメ

2017年11月23日
Popでキャッチーなモノが大好きなのに
Popでキャッチーなモノが、呆れるくらい似合わない(泣

水玉模様にプッチ柄
白のブーツに真っ赤なコート
ホルターネックのミニワンピ
(いつかのクリスマスライブで玲ちゃんに着せたら
超絶似合って悶絶した…元気してる?)


ファッションアイテムのみならず音楽も
演りたいことと似合うことがあまりにも違い
(ワタシを知る人には大抵、クラシカルなモノはウケが良く
それ以外は、なぜか怪訝な顔をされることが多い…ように思う♭)

そういうキャラだから仕方ないのかもしれないけど
悶々としながら演れずにいるのが何曲もある

コラボは、そんな‘自分じゃ似合わない服’を
人に着せて楽しむ絶好のチャンスだ(笑)

https://youtu.be/m02zDrom0gA

そう、ホントは明るい曲が好きです(笑)
Popでキャッチーでユニークで
聞くだけでウキウキするヤツ♪
…あ~、もっとニコニコしたい‼︎ (爆)


きよしこの夜

2017年09月11日
ひとり
ゆっくり果てしなく懺悔する
傷みや
わだかまり
憎しみや
いきどおり

でも
この日だけは
白が黒を覆い隠す

かつて
焼け焦げ
ささくれだった
固く、むき出しの地にも
雪はつもる

必要なのは
癒しよりも赦しだと思う
もちろん
全て赦す事は出来なくても

心に雪が降りますよう
一日だけでも
静穏が訪れますよう

祈る
きよしこの夜

2010/12/23 過去ログより




夏が終わったばかりで何言ってるんだか、ですが

今年も
下北沢『音蔵』で開催されるセプテンバーコンサート
図らずしも16(土)のトリをつとめることになり

平和を祈るチャリティーコンサートですが
悲願の『戦場のメリークリスマス』を
怨みと憎しみで気がふれそうだった
あの頃へのレクイエム

https://youtu.be/KOsLIUcV6oM


ま、なんだかんだ言って、ただ
この曲を、音蔵のピアノで弾きたいだけなんです
大丈夫かな (汗

リハビリ

2017年07月17日
とてもナーバスな半年間だった

自業自得かもしれないけど
長年放置状態のまま、いつか…いつか…と思ってる間に
歯を失った

アパートの明渡し期限が無くなり
春の更新前までにと、深夜バイトで貯めた引越資金を
ようやく治療費に充てた


手遅れなのは予想はしていたけど
思った以上に復帰への道は過酷だった


抜いた傷が塞がって、歯肉に強度が出るまでは、義歯が作れない
長年の放置もあって、噛み合わせがどんどん落ちていく

いざ出来上がると
「最初の義歯は、噛み合わせのための蝶番を拡げる
リハビリだと思ってください」
(食事中の方には申し訳ないですが)えずきが止まらない
初日は5分でリタイアした

その晩は一睡も出来なかった


上を向いて鼻で呼吸していないと、えずいてしまう
話すことはおろか、歩いたり自転車に乗る程度の運動でも
少しでも口で呼吸すると、ドライマウスになり、息が切れてしまう

義歯のあたるところに、靴ズレみたく擦り傷やマメが出来て
治るまで外してると、また最初の鼻呼吸状態に戻ってしまう

なによりショックだったのが
発音が全く出来なくなったこと
特にイ行とK子音が全く抜けず、Rはえずいてしまう
地下のピアノ室で、一人ブツブツ訓練を繰り返す
口がカラカラになり、一曲最後まで持たない

そこまでしてムリに歌わなくてもいいかな
ピアノ室に向かうたび、だんだん放棄モードになっていく


そんな状態が三ヶ月くらい続いたある日
英語のメールをもらった
日本人だけど、ブラジルで育って英語しか話せない
なんと
『君の瞳~』を聞いて気にいってもらえたみたいで

やり取りするうちに
ブラジル音楽で好きなのはあるか聞かれ
ふと思い出した

劇団の公演先、愛媛松山の中古屋でコンピを手に入れ
当時お気に入りで、そればっかりルーティンしまくってた曲
今ならもしかしたら弾けるのかもしれない

彼は喜んで、そのポルトガル語詞の英訳を送ってくれた
こんな意味だったんだ…
知らずに、耳心地の良さだけで好きだったけど
自分が弾いて歌おうなんて、露とも思ってはいなかった

Bossaの有名ドコロ以外
まさかポルトガル語の発音がわかる人なんて、そうそういないはず
というヨコシマな動機だけど
これが精神的に(イイ意味で)逃げ道になり
リハビリには大いに役に立った

『Mentira (lie)』マルコス・ヴァリ
https://youtu.be/qTNUn9zVsGk



いつか振り返って笑える日が来るといい

酢は旨味

2017年05月25日
デザイナーズ事務所のキッチンでは
あらゆるものにたくさん酢を使います

常備してあるのは2つ

安い業務用ペットボトルの酢は、食材洗い用
野菜や果物は、お湯に酢を入れ、汚れやヌメリを落とし
(剥いた皮や芯はベジブロスに使います)
魚や鶏も、酢を使って下ごしらえや漬け置き
卵も酢を足して茹でると、多少割れても白身の吹き出しを防げます

よく驚かれるのが食用酢

酢に味醂を少し足して、飴状に色づく手前まで煮詰めます
現像室みたいな酸っぱいニオイが漂い
社員さん達みなさん不安そうに覗いていきます^^;

IHでの大量調理(20食)は
調味料入れたら食材から出る水分との闘いで
普通に作ると大抵、ベチャベチャになったり
味がボヤけてしまう
苦肉の策が、この煮詰め酢‘旨味の素’
蕎麦つゆの‘かえし’とか、フレンチのなんちゃらソース?
と同じ方法なのかな

酢は加熱すると、酸味が抜けてしまうので
ホントの酸味としては、火を止めて少し冷ましてから
酸度の高いリンゴ酢などを、最後に足します

他にも、あらゆるものに酢を使います

玄米を炊くのにも
大量の炒めモノや、汁モノにも
カレーにも…一度騙されたと思って
酢を足して加熱、しばらくして味を比べてみてください
どんなスパイスや隠し味を足すより、トキメキます(笑)
あと煮物…特に芋類…
かぼちゃ・じゃがいも・里芋には必酢^^
食感のもたつきが無くなります

難は、鍋やフライパンの侵蝕が早いこと♭
使い終わったら、すぐに洗って拭き
フライパンは油コートしましょう♪

ウェルカムバック

2017年04月10日
6年前のファイルを引っ張り出す
歌詞の紙はうっすら茶けて
雨に濡れて縁がボロボロだったり、コーヒーこぼしたシミだったり
書くのがキライで、汚い走り書きのコードのメモ

中に一枚CDRが剥き出しで狭まってた
たぶんこれがその時の録音
震災直後のスタジオ


まだピアノに全く気が向いておらず
でも当時、ワタシは完全に遺書モードで
遺しておきたかったことを、持てる範疇で精一杯伝えるしか…

しばらく音楽から離れることになるかもしれない
言葉にしたら本当にハンドルが動かなくなりそうで
先のことを考えたくない潰れそうな気持ちを
すり替えてぶつけたいだけだったかもしれない
一生懸命フザケて笑ってても
ピアノの音は冷めざめしく泣き節で、重苦しかったと思う


聞かないままスタジオへ向かった
6年もの歳月は、人をこんなにも…
いや、なにも変わってなかったのだけど^^;
あの人は相変わらずオール明けの低血圧モードで(笑)

言ってはくれないけど
ワタシは確実に上手くはなったはず


ただ今は
かえってまだ楽曲の内容に真摯に向き合えず
無意識の手グセだけで弾けるよう叩き込んでいる
(一筋縄ではいかないコード進行が多過ぎて
そういう勘はいいはずのワタシでさえ把握するのに一苦労する)

思い入れて弾けるほど、まだそこまではいかない
途中であからさまに泣けてしまうと困るから




とにかく、またやれてよかった
諸事情モロモロ辛くなって離れたけど
今は本人よりも曲を愛す勢いでピアノを弾く


『アンタ(曲)のオイチャンは
新しモノばっか可愛がって
アンタのことはちっとも見向きもせんと
ほったらかしでかわいそう
せっかくのべっぴんさんやのに

オバチャンがピアノのべべを着せてやろ』


松田一善『春宵』
https://youtu.be/t1UZkznNMU4

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